卒業生インタビュー(第3回)
現 蒲郡市長
鈴木 寿明さん
プロフィール
蒲郡東高校卒業後、一浪して金沢大学教育学部に進学。
教員を目指す。
しかしながら、蒲郡一円をエリアとする家業の新聞販売店を長兄と継承すべく入社。父親がバリバリの現役であったため、兄弟で業務分担(自分が営業、兄が総務)。
本店、西浦支店、形原支店に分社していたものを、平成20年の代替わりで本店、当社に集約。正社員12名(女性1名)、パ-ト85名の陣容。内卒業生は1名。
Q.蒲郡東へ入学後は如何でしたか
1978年(昭和54年)4月入学。蒲郡中学でサッカ-をずっとやっていましたので、高校もサッカー一筋の3年間でした。先輩方が築かれた伝統で東三河でも一二を争う有力校でした。今も当時の顧問の故小野勝也先生にご指導頂いたメンバ-で定期的に集まっています。
Q.蒲郡東を選択された理由は
サッカ-をやりたかったので本当は刈谷高校に行きたかったのですが、当時西三河に進学するという選択肢は認められなかったので、仲間がたくさん進学する蒲郡東に進学しました。教職員、学校施設は充実しており、もはや新設校の体では無かったです。
Q.会社経営は順調ですか
日々奮闘しています。新聞販売店は地域に根ざし、たとえ中日新聞未購読であっても総ての方をお客様と考えています。更に地域に関連したボランティア活動に関わる中で、蒲郡で何が出来るのか、どの様に関わっていくべきかを考え、それを経営に生かしています。中日新聞は信頼されるブランドであり地域活動に貢献して評価が得られる、と考えます。
Q.同窓会長として思う事は
50年の歴史の重みは、50周年行事の活動の計画、構築を通して認識しました。木に例えるなら枝葉部分は今後もどんどん成長しますが、真の幹部分の先輩方の築かれた伝統を損ねてはいけないと思います。長い歴史の中で自分達の知らない蒲郡東イズムがたくさんあるので、先輩には今後も無理の無い範囲で積極的に関わって頂き、後輩に対して助言をお願いしたいです。
具体的な執行部活動としまして、総会の開催方法を今後熟慮したいです。責任回生の総会運営をしっかり行って頂く様にし、同学年の方達が集まりやすく、その後に学年会につながる開催場所を再考して行きたいです。その為には各回生の核になる人選を執行部が行っていく事が大切です。蒲郡にいてハンドリングの取れる熱い人間、それがJC関係者、地域組織活動のリ-ダ-等から人選をお願いして、その学年を組織化して頂く。その連鎖を続けて行き、各回生の組織化から同窓会全体の組織活性化を促して行きたいと考えます。
さらに、今後、どの様な事で母校への貢献が出来るのかも考えていきたいです。