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新着情報

平成28年度 全国高等学校総合体育大会 ヨット競技

8月9日(火) 移動日

12日から始まる全国高等学校総合体育大会に向け、本校ヨット部は和歌山県に向けて出発しました。

本日は大会受付、艇の搬入、艇のチェックなどを行いました。明日は艇の計測があるため、装備品の入念なチェックと広い会場の確認を行います。

今後の日程

8月10日~11日 艇の計測・海上練習

8月12日     開会式・トライアルレース

8月13日~16日 レース(最大7レース実施)

8月16日     閉会式・その後帰着

8月11日(木) 海上練習

昨日の計測に通過したため、本日は海上練習に専念します。昨日同様他校に合同練習を依頼しました。また午後は、多くの高校が参加する大規模な練習が行われました。生徒たちはそれぞれに手応えをつかみ、改善点も見つけてました。

本校の参加艇です。FJ級男子のセールナンバー「1494」は、長い間レースで主力の選手たちが乗ってきた、本校のエースナンバーです。420級は昨年からインターハイに導入された新しい種目で、艇そのものは開催地のものをチャーターすることになります。セールは本校のもの「55841」を持参して使用します。

明日は開会式とトライアルレースが行われます。トライアルレースは、本レースの前の試しレースです。本レース実施の前の最大にして最後の練習の機会になりますので、明日に向けて選手たちのモチベーションも上がっています。

8月12日(金) 開会式・トライアルレース

和歌山マリーナシティ内ポルトヨーロッパ・アドベンチャーホールにて、盛大に開会式が行われました。ヨットの開会式では、会の終了と同時に部旗を掲げ「○○県立○○高等学校、よろしくお願いします!」と全員が大声で挨拶するのが慣わしです。本校の生徒も、他校の生徒に負けじと大声を出しました。

午後はトライアルレースが行われました。トライアルレースはプラクティスレースとも呼ばれ、本レースの前の練習のレースです。ほぼ全ての出場艇がレースに参加しました。本校の生徒は慣れない海とコンディションに苦戦しながらも、選手たちは他校の選手と渡り合う手応えをつかんできました。

トライアルレースの結果は、男女ともに18位でした。明日からついに本レースが行われます。本レースでは、上位を狙う意気込みを選手たちは見せています。

インターハイヨットレースの速報、情報等はインターネットでも配信されます。下記参照。yachtrace.jp/event/2016interhigh/ 「スマホでヨットレース」 

8月13日(土) レース初日(1・2レース) 

本日は女子420級と男子FJ級が各2レース行われました。天候は快晴、風はやや弱めのコンディションの中で行われました。1レースはおおよそ1時間を目標に行われます。風の強弱によりマーク間の距離を変えることで、1時間でレースが実施できるように運営側が調整します。レースの様子は、陸上にも中継されます。

女子420級は、1レース目こそ大きな失敗が目立ち24位でしたが、2レース目では大きく修正し12位と奮闘しました。全国の強豪チームと堂々渡り合い、東海地区の高校では最上位でした。男子は1レース目、2レース目ともに振るいませんでしたが、悔しさを晴らすためにミーティングを行い、明日以降のレースで挽回できるように意欲を見せています。

8月14日(日) レース2日目(女子3・4・5レース 男子3・4レース) 

本日は女子420級2レース、男子FJ級3レースが実施されました。台風の影響により、明日以降のレースの実施の見通しが不明瞭であるため、前倒しでレースを実施していく判断が下されたためです。

本日は男女ともに課題の残るレースとなりました。ただ、試行錯誤を繰り返しての結果です。本人たちは現在の結果を受け止め、今よりも一歩でも前進するための機会としてレースに向かい合っています。今大会ではレースで選手たちが帆走した詳細な様子が、インターネットを通じて配信されています。それらを利用して、選手たちは今日のレースを検証し、明日へ活かします。

8月15日(月) レース3日目(男子5・6レース 女子6レース) 

本日は男子FJ級2レース、女子420級2レースが実施されました。午前中は風が吹かず、陸上で待機となりました。その間、正午には参加者全員で黙祷が捧げられました。午後からは風が吹き始め、予定数のレースが実施されました。

本日は男子第6レースが11位、女子第6レースが14位と、男女ともに奮闘しました。エキサイティングなレース展開で、最後まで順位が入れ替わる可能性がありました。男子は優勝候補の各学校と上位を争うレース展開で、途中まで5位につける戦いぶりでした。明日は1レースを残すのみとなりました。今日のレースをきっかけに、さらに満足のできる結果を手にしようと生徒の士気も上がっています。

8月16日(火) レース3日目(女子7レース 男子7レース) 

本日は男女ともに最終レースが行われました。結果は男子FJ級21位、女子420級は22位でした。最終成績は男子22位、女子20位でした。選手は一度たりとも諦めることなく、最後まで誇りをもって精いっぱい戦って来ました。

閉会式の後、選手たちは帰路に着きました。一番の収穫は、選手たちがそれぞれに全国のライバルたちと友好関係を築いてきたことです。出場選手、控え選手ともに友人を作り、再会を誓ってきたようです。2年生も多く参加した今大会でしたが、来期に向け、得るものの多い大会となりました。同窓生の皆様の多大なるご支援、ご声援ありがとうございました。

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